人はネガティブになると悪運さえも呼び込んでしまう傾向があるのをよく眼にしている。
トレーダーがトレードで傷つき、ネガティブな視点で世界を見るようになったときに、たまたま勝ちトレードであったろうタイミングでは、「またやられるかもしれない」と売買を見送り、傷が癒えにかかった頃には結果負けたトレードのときにエントリーをしてしまう。
売買をやり続けていればトータルで利益が上がっていたのだが、なんと運の悪いことだろうか、たまたま負けトレードのクジを引いてしまうのだ。
その日の監視銘柄の中での選択でも同じことがおこる。数名柄買えば、どれかは良い銘柄がありそうなものだが、ネガティブな作用がおきると、資金も少なくなっていることから、どうしても取り戻したいという思いも重なり、安い値段で小さい値幅で大きく儲けようとしたりするようになり、結果悪い銘柄のみをエントリーしてしまうことが多い。
この心の問題に取り付かれるとやっかいだ。資金がどうしようもなく無くなるまで、気がつかないことが多い。もう自分ではどうしようもないという気持ちを抱きながら、負け戦略を行い続けることになる。
そういうときは周りをみよう、自分のまわりにはあなたを照らす光があるはずだ。暗闇から眼を背け光に焦点を当ててみよう。
初心に帰りフラットな状態になれば、きっと軌道修正ができるだろう。
▼見上げてごらん夜の星を
http://www.youtube.com/watch?v=yw41kv7gYKg&feature=related