日本は戦後のGHQの時代からさまざまな手段で
アメリカからコントロールされてきました。
そして現在も官僚や、事実を正確に伝えようとしない
大手マスコミ、アメリカに隷従する一部の政治家たちが存在しています。
そのようなことが、脳機能学者・苫米地英人の本で書かれています。
この本を読んでも分かるように、
日本人は様々なことに洗脳されているようです。
最近では、ネットが普及したこともあり、
このように今まで知らなかったことも情報として入ってくるようになりました。
さて、私がなぜこの話を冒頭に出したかというと、
かれこれ10年程トレードをしている人たちと多く関わってきた中で、
この洗脳がどれだけ強力なのかを痛いほど見てきたからです。
おそらく、今このブログを読んでくださっているみなさんも、
それから私が関わってきた個人投資家の方々も、
まさか自分が洗脳なんて受けているはずがないと思われるかもしれません。
洗脳といえばどんな大それたことかと想像をしている方もいることでしょう。
しかし、私たちが見るもの、関わるもの、小さいころから親しくしている人、
どれもあなたの記憶の中に残っているはずです。
その情報を意識する、しないに関わらず、
あなたは、その情報を元に意思決定をし、
行動に移しているにすぎません。
今皆さんがトレードをしている意思決定の方法論は誰から教わったものでしょうか?
多くの個人投資家が採用している方法論が
本当に正しいものなのかどうかさえもわからないのではないでしょうか。
テクニカル分析やファンダメンタルなど多くの人が採用しておりますが、
よく題材に上がっているのが、「MACDやRSI等、どれを使えば勝てるのですか?」
という討論です。
これ一つを挙げても、みなさんはこの与えられたマニュアル「フレーム」のなかで
一生懸命に勝つための何かを探し求めているのが現状です。
あなたが探し求めているものが、
あなたのまったく予知しないところに、
フレームの外にあったとしたどうでしょうか?
そのフレームを考えた人が、あるいはそれを教えている人たちが、
マーケットのニュースを発信する人たちが、
あなたのポケットからお金を取っていく人たち、
つまりマーケットであなたが戦う相手だとしたらどうでしょう?
もし、私が皆さんにあえて質問するなら、
マーケットの戦いは何の戦いか知っていますか?ということです。
あなたがまずしなくてはならないことは、
メンタル(考え方)の改善に他ならないのです。
それが理解できれば、MACDやRSIが何を示すもので、
それ自体はみなさんが追い求めているような
魔法の道具ではないことが分かってくるものだと思います。
戦後の日本では、考えない人を育ててしまいました。
考えない人たちが投資を始めると、
マーケットを支配する人たちにとって格好の良いカモとなってしまいます。
何かしらの洗脳により自分に都合の良い
間違った考え方が、あなたの意思決定をし、あなたを突き動かします。
そして人間の「認知的不協和による自己正当化」という能力を活かして
何かのせいにしたり、誰かのせいにしたりして
自分の考え方を変えることから逃れてしまうのです。
私は成功しているトレーダーたちの考え方や視点が
敗者の考え方や視点とまったく違うことが、
多くの方のインタビューにより確信しました。
そして、個人投資家にとって何が最も大切なのかを知ることができました。
しかし周りを見渡すと、
ほとんどの個人投資家の方はそれをやっていないのです。
残念ながら、それをお伝えしても、今までの考え方が習慣となって、
なかなか変われないのが人間というものです。
あなたがそれを重要だと認識しなければ、
心理的盲点(スコトーマ)となってしまうからです。
このことから、私は洗脳とは怖いものだと申し上げたのです。
ここから抜け出し、成功する方向に修正するには、
あなた自身の思い込みから自己分析をすることが
目先の目標なのかもしれません。