こんにちは。
スーパートレーディングスクールREED
校長の村居です。
最近の日経平均は、
乱高下が続いていますね。
株価が50円下がり・・・
100円下がり・・・すると、
腫れ物に触ったように痛みを感じ、
株価が上がったら、
逆に気持ちが高揚する。
もし、そんな売買をしているなら要注意です。
特に最近のような、
高値を付けてから暴落した後のような時期は、
ポジション整理の思惑から、
トレンドが出たかと思ったら、すぐに逆に動いたりなど、
値幅が大きいままでありながら、
10月の選挙相場(上昇相場)とは、
違った傾向になっていますから、
取り返そうとする気持ちがあると、
振り回されてしまいやすいのです。
値動きで感情が一喜一憂してしまい、
戦略通りトレードが出来ていないということは、
ありませんか?
それは、
あなたが保有するポジションの大きさが
大きすぎる、という警告なのかもしれません。
私には、今の相場は、
トレーダーにとっての大きな敵が、
牙をむきだしにしているように見えます。
「大きな敵」とは、何でしょうか。
それは「強欲」です。
これまでの上昇相場が忘れられない。
しばらく前までにあった利益が忘れられない。
それをなんとかして、
「すぐに」取り戻したい。
その強欲さが、
あなたに大きなリスクをとらせ、
期間リスクや変動リスクに
耐えられない状態にしてしまうのです。
そもそも市場では、
人間が予測することは不可能だ
ということを知っておきましょう。
トレードは、
不確実性の中で確率的に戦うゲームであり、
ピンポイントで当てることは、
絶対にできないのです。
あなたの心の中の「強欲」が、
市場に入りたい、入りたい、と声を上げていたら、
あえて、その声がおさまるまで、
数日、取引を休んでみましょう。
そうすると、
客観的に、冷静に相場を見られるように
なってきます。
「今」あなたの手元に今ある資金に、
見合ったポジションサイズになっているかを、
十分に確認してみてからでも、
遅くはありません。
市場は、いつでもそこにあるのです。