先日修正をした上昇傾向狙い日中買いについて、
一旦、フィルタ条件を一通り検証しなおしました。
この売買ロジックは、最近お伝えした修正も含めて
途中細かい修正を何回かしてきましたが
運用を始めてから1年経ち、最近のデータも入ってきたので、
このタイミングで一通り見直してみました。
一通り見直すときの流れ
ロジック作成をしたときの手順を覚えていれば、やり方は簡単です。
その手順の通りに、最初から検証しなおすだけです。
最適化のやり方
検証しなおした結果、いろいろ変更がありました。
いくつか最適化した例をお見せします。
1、季節性フィルタの検証
この曜日は、3週目~5週目を新しく条件を加えて省くことにしました。
2、ローソク足フィルタの検証
検証しなおすと、この結果でした。
1年前は-C円を選びましたが、今回は-A円の結果を省くことにしました。
3、乖離フィルタの検証
検証しなおすと、この結果でした。
1年前は-C%を選びましたが、今回は-D%の結果を省くことにしました。
ある程度時間が経ってから検証をし直すと、数値の選択が変わることがあります。
これがいわゆる最適化です。
1つ1つのフィルタに、勝ちやすい、負けやすい傾向があることが前提です。
この傾向を確認せずに、最適化したと思って数値を変更してしまうと、
カーブフィッティングの可能性が高まりますので、注意しましょう。
最適化もカーブフィッティングも、
どちらも過去の負けを減らしてドローダウンを軽減することになるのは変わりませんから、
修正後の成績が良くなった結果だけをみていると、
どっちが行われたのかは決して分かりません。
かならず自分で検証して、確認してから判断するようにするのが
システムトレード上達のカギです。
変更箇所のまとめ
以下のフィルタを追加。
・毎年 毎月 第3週 ●曜日を省く
・毎年 毎月 第4週 ●曜日を省く
・毎年 毎月 第5週 ●曜日を省く
・月末を省く ※検証結果を再確認して、復活させることにしました。
以下のフィルタを変更。
・本日から過去0日前~過去3日前のうち、1%以上の日通しの実体の高値が、その日の日通しの高値から-●%以下乖離していない。
*0.5、1%・・・の順番で検証
・本日から過去0日前のナイトの『終値-始値』が-●円超である。
*-50、-100,-150の順で検証
・エントリー価格から●円下がったらロスカット ※全部のフィルタを入れた後、最後にもっともよい数値を選び直しました。
*200円、300円の順で検証
現在のポートフォリオ
日経平均先物
ロジック名 | 取引枚数(ミニ) |
ナイト停滞日中売り | 1 |
調整局面日中売り | 0 |
上昇局面入りスイング買い | 0 |
順張りオーバーナイト買い | 1 |
ナイト買戻しからの日中買い | 0 |
順張りナイト売り | 0 |
中長期押し目買い | 0 |
スイング 移動平均乖離売り | 0 |
SQ通過後買い | 0 |
SQ通過後買い 指値バージョン | 0 |
上昇傾向狙い日中買い | 1 |
下落傾向狙い日中売り | 1 |
前日暴落ナイト売り | 0 |
押し目オーバーナイト買い | 0 |
ボリンジャーバンド逆張り日中売り | 1 |
ボリンジャーバンド逆張り日中買い | 1 |
上昇傾向狙いナイト買い | 0 |
BBウォーク買い | 1 |
DBY逆張り日中売り | 1 |
上昇傾向狙いオーバーナイト買い | 0 |
反発頃合い日中買い | 0 |
SB順張りナイト買い | 0 |
安値ブレイク日中売り | 0 |
昇り竜日中買い | 1 |
下り竜日中売り | 1 |
昇り竜ナイト買い | 0 |
下り竜ナイト売り | 1 |
昇り竜ナイト買い 拡張版 | 1 |
※最終更新日:2022年2月24日