コラム

どうして決めたルールを守れずに、裁量に走ってしまうのか?

ほとんどの人が、
決めたルールを守れずに
裁量に走ってしまいます。

それを失敗と気が付くのかどうかは、
成績の結果が悪くなった時の
タイミングになります。

それまでの間は、
ビギナーズラックだということ
に気が付かないものです。

では、何が?
そうさせてしまうのでしょうか?

それは、負け(損失)を認めたくない感情”
が原因です。

人間は、”苦痛を避け、快楽を得たがる”生き物です。

その感情による意思決定で
売買をしてしまうと、

以下の4つの行動パターンに陥ります。

①ロスカットができないパターン
 苦痛(損失)を避ける → 負けを認めたくない
 → ロスカットをしない。

②利益を早く確定してしまうパターン
 快楽(利益)を得たがる →利益が出たら失いたくない
 → 早すぎる利益確定

③ポジポジ病 
 早くポジションを持たないとチャンスを逃すと思う感情
 → 無駄なエントリー

④エントリーができないパターン
また負けるのではというリスクを取れない感情
 →エントリーしない

これらの行動を続けると、
結果的に、損失は大きく、利益は小さくなります。

さらに、無駄なエントリーや
エントリーができないのも加えると、

勝率が少なくなり、
負ける要素が大きくなります。

 
ほとんどの個人投資家は、
どんなに優位性のあるトレード法が
分かったとしても、

このような感情に左右されてしまい、
戦略をを守れなくなってしまうのです。

これが負ける原因なのです。

逆に言えば、

”優位性のある”

”自分の決めたトーレードルール”を

”貫き通す”

ことができた人は、

良い成績になることができます。

この優位性のあるというのには、2つあります。

①優位性のある行動

②優位性のある売買ルール」

これについては、
また次の機会にお話します。

是非、これを理解して、
毎日のトレードに挑みましょう。

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