こんにちは、
シストレがうまくなる
KENSHIRO-225 開発者の村居孝美です。
今日は、
「裁量トレード」と「システムトレード」
の違いについてお話をします。
よく言われるのが、
裁量トレード=手動での売買
システムトレード=機械的な売買
です。
これは誰でも
知っている内容ですね。
では、売買手法には
違いはあるのでしょうか?
今日は、
ここに視点を置いてみようと思います。
まず、トレードは、
優位性(エッジ)を見つけて
売買をするのは、共通です。
優位性がなければ、
リターンがリスクを上回りませんからね。
投資をする意味が
なくなってしまいます。
それなら、同じ手法なのでは?
と良く思われがちなのですが、
私が違うと思う点は、
いつの優位性を見ているのか?
だと思うんですよね。
わかりやすく言うと、
以下に分かれます。
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裁量トレード=今日の相場の優位性を見つけたトレード
システムトレード=統計的優位性を見つけたトレード
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裁量トレードは、
今の変化を観察して、
その日の優位性(エッジ)を見つけるので、
瞬間的な察知能力、動き、技術が必要になります。
ですので、モニターを何枚も装置して、
画面に張り付いて、
色々な市場のチャートや情報を見ながら、
スポーツのように淡々と売買を繰り返します。
システムトレードは、
過去の分析から、継続的に続いている
優位性(エッジ)を見つけて計画を練りますので、
検証・分析能力が必要になります。
直近の傾向にはとらわれずに、
ルール通りに売買をしますので、
画面に張り付く必要もなく、
予約注文や自動発注を行うことが多い。
そうなると、
追いかけているものや視点が
かなり違うことが分かると思います。
直近の傾向を追いかけるのか
継続的に繰り返している
傾向を追いかけるのか
の違いです。
とはいっても、
どちらも、100%勝てるわけではないので、
確率的な視点は同じです。
裁量トレードだからといって、
直近を追いかければ、
毎回勝てると勘違いを
する人は大勢います。
システムトレードだからといって、
何も考えなくても
ほったらかして儲かると
勘違いする人はいます。
そういうことではなく、
それぞれが違うスタイルだということです。
どちらも、
それぞれの能力を
磨けばいいわけですが、
生活環境、資金、性格などを考えた上で、
どちらが合っているかで決めて、
能力を磨く努力をすることが必要です。
どちらが正解で、どちらが間違いではなく、
どちらが環境や能力的に合っているか
ということですね。
まとめると、
は、直近の変化についていく能力を必要とし、
は、直近の変化に踊らされることなく、
冷静に落ち着いた判断能力を必要とする。
ということになります。
迷うことなく、
しっかりと能力を磨いていきましょう。