こんにちは、村居孝美です。
システムトレードは、
大きく分けると、
成功するコツはこの3つになります。
①優位性のある売買ロジックを複数持つ。
②資金管理を決める
③うまく運用する行動スキル
今日は、この中の③について、
お話をしたいと思います。
なぜなら、殆どの人が、
③の知識や技術がなくて
失敗に至っているからです。
なので、
③がうまくできない理由を知らないと
永遠に負け戦から脱出できません。
実は、これ、
「思い込み」が原因です。
トレードの考え方の基準や
トレーダーとしての
姿勢の問題につながりますね。
実は、個人がトレードで
利益を出せるようになるための
最後の関門といってもいいでしょう。
ここで、質問です。
努力したり、
優秀な売買手法があれば、
毎月絶対に勝てるようになると思いますか？
ちっ ちっ ちっ ちっ
はーい、時間です。
ここで、
「そんな手法を探しています。」
「そうなるように頑張るつもりです」
と答えた人、
考え方を改めましょう。
その努力をしようとしている限り、
利益を出せるようになりません。
なぜなら、その視点で、
すべての物事を
とらえてしまうからです。
売買ロジックを選ぶとき、
方法論を学ぶとき、
すべて選択を間違えてしまうのです。
私は、こう考えます。
「利益は、リスクの先にある」
言い換えれば、
リスクの取れない人は、
目に見えない大きなリスクを
背負ってしまうのです。
では、こちらの成績を見てください。
こちらは、私が行っている
10種の売買ロジックの成績結果です。
▼
これを見ると、
今のところ、運よく毎月利益が出ていますね。
これは、10種類のロジックを
同時運用しているからこそ、
運を味方にできている状態です。
ですが、基本的には、
毎月、利益がでることを目標にはしていません。
バランスよくリスクを軽減させて、
なるべくリスクを安定させようとしている技術です。
なので、調子が良い時には、
毎月、利益が出ることもあります。
では、この売買ロジックの中で
2種類だけで運用したら、どうでしょうか？
こちらが成績結果です。
▼
もし、5月からスタートしたとしたら、
考え方が備わっていないと、
このまま売買し続けると負けるのではないかと
不安になると予想できます。
では、7月を追加してみてみましょう。
▼
もし、6月で売買を止めていたら、
悔しい思いをしていました。
では、今年、全部の成績を見てみましょう。
▼
今年は、ちゃーんとプラスで推移していますね。
別に、10種類なくても、
トータル利益を出せれば問題ないわけです。
成績は、長期的視野で
とらえなくてはいけないんです。
目先の成績だけで捉えてしまうと、
良いものが悪く見えてしまうもの。
相場というのは、
運用者の都合に合わせてくれないんですね。
こちらが相場に合わせて対策を組むのです。
考え方の基準を入れ替えないと、
永遠に利益は手にできません。
もし、安定させたいなら、
多くの売買ロジックを持つ、
資金やロジックを作る時間に
リスクを取れない方は、
少ない売買ロジックで運用し、
安定感が少ないリスクを受け入れて、
まずは長期的視野で資金を増やす。
どちらにしても、
どこのリスクをとるかの違いですが、
成功しているトレーダーの基準を
自分の信念に追加しましょう。
それが成功のステップです。
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